渓のライフマネジメント日記

日々の活動と雑感をゆるゆると記録するところです。みんなHAPPYになっちゃえ。

緊急事態宣言を受けての僕たちの過ごし方について

緊急事態宣言施行日、不要不急の外出はお控えくださいと言われても、いつになったら自由に外に出てもいいのか、迷っている人も多いはず。 

 

 

 

 

 

緊急事態宣言について

 令和2年4月7日午後7時頃、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相が7都府県に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態を宣言しました。

 今回の宣言は、5月6日まで効力を有し、以前から言われていたように私権利を強く制限する法的効力はありませんし、罰則も医薬品やマスクの保管を命令等に背いた場合に限られます。具体的には次の9つです。

 ① 外出自粛要請、興行場、催物等の制限等の要請・指示
 ② 住民に対する予防接種の実施
 ③ 医療提供体制の確保(臨時の医療施設等)
 ④ 緊急物資の運送の要請・指示
 ⑤ 政令で定める特定物資の売渡しの要請・収用
 ⑥ 埋葬・火葬の特例
 ⑦ 生活関連物資等の価格の安定
 ⑧ 行政上の申請期限の延長等
 ⑨ 政府関係金融機関等による融資

 この中の①が 不要不急の外出の自粛等の要請 になります。感染を防止するための協力要請等については同法第45条に定められており、都道府県知事は、緊急事態において、住民に対し、期間と区域を定めて、生活の維持に必要な場合を除きみだりに外出しないことを含め、感染防止に必要な協力を要請することができる。とあります。

 これにより、対象地域の都道府県知事は、感染防止に必要な協力を要請・指示ができるようになります。しかし、ヨーロッパなどで行われているロックダウン(戒厳令)による都市閉鎖などはできません。あくまで、災害対策基本法における指定公共機関や、各企業、住民の任意の協力の元実施されるものになります。

 

目標は接触を8割減、そして2週間以内のピークアウト

 今回の緊急事態宣言に係る報道発表では、具体的な目標が発表されました。目標は接触を8割減、そして2週間以内のピークアウトです。僕は永らく安倍政権の政策や発表を見ていますが、具体的なアウトカム目標、数値目標を発表したのは非常に珍しいです。

 正直なところ、中身の不透明な事業規模108兆円の経済政策より、思い切った手段に出たなと思っています。

 

私たちはどのように取り組むべきか

 実際にはこの緊急事態宣言よりも前に、不要不急の外出自粛を要請され、早1ヶ月。いつになったら自由に外に出てもいいのか、迷っている人も多いはず。

 しばしば、買い溜め、買い占めが批判の標的となりますが、その基準は人によってまちまちです。この部分についてきちんと整理されていないから、結果的に殺到することになるのだと思います。

 なぜなら、不要不急でない外出の中には、生活必需品の確保という行動が含まれています。外出の頻度を減らすためには、当然、買い溜めという選択肢に至るのです。こういったときの人の行動は、どちらかというと合理的であるのです。

 実際に世界的に在庫が逼迫しているマスクはともかく、流通過多にあるトイレットペーパーに関していえば、買えなくなるから購入するというパニック的心情の人は、報道されるよりも多くはないと思います。

 

 解決にはいくつかの方法が考えられます。まず、人の分散を図ること。人が集中しないように例えば会員グループ別に割引日を設ける、クーポンを発行するなどです。又は複数個以上を買う場合に加算額を設定する方法も効果があるでしょう。

 しかし、実際には、販売側としても顧客の機会損失を招くため導入には消極的です。

 

 つまり、購入側は合理的行動として買い貯めを行っている。販売側は、機会損失を恐れて有効な対策をとれない。客観的にはパニックで客が殺到し、一気に品薄状態になったように見える。というのが真相だと思います。

 あるいは、「転売屋が需要を見越して買い占め」という指摘もありますが、マスクと異なり嵩張るトイレットペーパーは、どう考えても転売の対象に向いていません。大量のトイレットペーパーを抱えてレジに向かうことすら不可能です。少し考えると無理筋なのですが、番組制作会社はそのような画を撮りたかったのでしょう。

 

 話題がやや横道にそれましたが、僕は基本的には買い溜めをするべきと思っています。パニックで殺到しているわけではないし、やはり合理的に考えたとき、外出頻度を減らすのが最終的には社会の利益になるのです。

 そして、可能ならば宅配サービス、ECショップサイトなどを利用し、ショッピングセンターの店舗や対面販売の窓口に迷惑をかけない方法を選ぶのが賢い消費者になるチャンスなのではないかと思います。

 

自宅ならではの楽しみ方も

 戒厳令となってもユーロ圏ではバカンスの習慣があり、それほど大きくライフスタイルに影響を与えていませんが、ワーカホリックな日本では劇的な変化をもたらしています。人によっては、人生の中で自宅にいる時間がこんなにも長いことは二度とないでしょう。

 言えば怒られるかもしれませんが、そんなとき、無理に仕事をしようとデスクに向かわなくてもいいのではないかと思います。

 これまで時間が無くてできなかったやりたいことを始めるチャンスです。与えられた自由な時間を、どのように使うのか考えても良いと思います。

 じっくり読みたかった本を読んでみたり、自宅の修繕をDIY でやってみたり、家庭菜園をやってみたり、新しい内容を勉強してみても良いでしょう。幸いにも時間はたっぷりあります。人生の中の素晴らしい時間となるように考えてみてはどうでしょうか。

 

 

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