現金野郎のためのキャッシュレス時代生存戦略
皆さんキャッシュレス生活してますか?
2019年10月1日の消費税率引上げを皮切りに、各社がこぞってサービスを始めたキャッシュレスサービス。クレジットカードから電子マネー、スマホ決済に至るまで、様々な種類が多数出ています。
施策としては、キャッシュレス対応による生産性向上や、消費者の利便性向上を目指していたようですが、正直スマホ取出し、アプリ起動、コード読み取り、認証決済というプロセスは非常に複雑で、特に3G停止を契機にスマホを持ち始めたばかりの高齢者には扱いきれないのではないかという懸念はあります。近いうちにキャッシュレス疲れあたりの言葉が生まれるのではないかと思うくらいテクノストレスを与えているように感じます。
しかし、世代間格差の縮小という観点では効果的に働いており、政府の思惑とは裏腹に所得の再配分がうまく働いているのではないでしょうか。その点は非常に優秀だと感じられますね。
そろそろ自動で最安の決済方法を選択するサービスが出てもおかしくない頃だと思います。
どうしても現金じゃないと不安なあなたへ
これは現金野郎に対する賛辞です。ガラパゴスと呼ばれようと、キャッシュレスだとどうしても浪費をしてしまう、そんな現金野郎のためにこんな管理方法を考えてみました。
「キャッシュレス時代の現金スタイル」
必要なもの
・お札が入るポケットが2か所以上のお財布(2個目のお財布など)
・現金(又は、適当に金額を書いた紙)
1.まず、手元のお金をいつものようにお財布に入れます。
2.例えばある日の食費が1,000円だったとします。
これまでは現金払いだったので、10,000円札を払い、9,000円のお釣りを受け取っていましたね。お財布に残るのは49,000円になります。
現金野郎のキャッシュレス戦略では、お財布の中1からお財布の中2に現金を移動します。支払はキャッシュレス決済ですが、1,000円をお財布の中1からお財布の中2へ移動します。手元の現金が減った感が出ますね。
どうでしょう?これならば、感覚的には現金支払いと変わらないのではないでしょうか。お財布の中1に現金が無くなったら、決済不能です。
もちろん、どうしても緊急を要するときは、「しょうがないにゃあ(お財布の中2から現金を取り出す)」とやりましょうね。
3.この調子で月末まで続いたら
順調に浪費して月末までたどり着いたら下の図のようになっていますね。
2月末にNintendo Switchを買ったようですね。残った現金は1,250円、実際にはお財布の中2に38,750円入っています。
この38,750円を、「決済に使用したクレジットカード他の口座に入金」します。
翌月の引き落とし時に、同額請求されて終了。です。
これにより、現金野郎でもキャッシュレスを使用したポイントが還元されますね。
ちなみに、現金支払いした場合は、新旧いずれの場合でも現金の総額が減るので、使い過ぎになることはありません。
自分経済圏:お金を作ろう
さて、ここまでで仕組みを理解したところで、持歩く現金は別に日本銀行券でなくてもいいことがわかりますね。自分の財布の中でしか流通しないお金ですので、チラシの裏に書いたお金や、ボードゲームのプラスチックコインでも構いません。
個人的には山で拾ったどんぐりや松ぼっくりに自分で価値を付けるのが楽しいのではないかと思います。
後半完全に話がおかしな方向にいってしまいましたが、どうでしょう、節約戦略としても機能するのではないでしょうか。現金野郎の皆さん、お返事お待ちしております。
こんな節約と投資のお話をテーマにblogを書いています。
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