渓のライフマネジメント日記

日々の活動と雑感をゆるゆると記録するところです。みんなHAPPYになっちゃえ。

pythonにライブラリを導入しよう

前回、環境移行のついでに導入方法を記事にしていましたが、今回はライブラリの移行です。Hello world まで進むよ。

 

 

 

 

ライブラリとは

 ライブラリというのは、よく使う一連の処理を予め再利用できるようにコーディングし、体系的にまとめパッケージにしたものです。

 例えば、あなたがコードの最後に必ず署名をアウトプットしたければ、print("制作・著作 ぼく")というようなコードをずらずらと書き、ライブラリにしておけばいつでも呼び出せるというわけです。(便利かどうかはさておき)

 また、単にプリントするだけではなく演出してやろう!スタッフロール風にしてやろう!外部からスタッフ一覧を取り込もう!スクレイピングしたデータからスタッフ一覧を作成し・・・など、あなたのアイデアの尽きぬ限りどんどん機能増強をしたとします。そうしたら、このライブラリ一つをアップデートすることで全てのスクリプトに反映されることになります。

 と、まあ夢物語はさておき、実際は他の人が作り上げた便利な機能を利用させてもらうというのが現実的なところです。スーパープログラマーへの道は遠いですね。しかし、アイデアを実現させるのに、自分が有能なプログラマーである必要はないということでもあるのです。

 Pythonには、あなたの夢をかなえるのに十分な量のライブラリがあります。そんな多数のライブラリ群を、前のPCに入れっぱなしだったのでよい機会ですから整理したいと思っていたところです。

 

ライブラリurllibのインストール

ライブラリの中には、Pythonをインストールした時点で入っている標準ライブラリと、あとから読み込む必要のある外部ライブラリがあります。標準ライブラリは最初から使用可能ですが、外部ライブラリは読み込んで導入する必要があります。

 今回はurllibという外部ライブラリを導入してみます。まずは、コマンドプロンプトを起動しましょう。

f:id:ca_apple:20200427223956p:plain

pip3 install urllib と入力したところ失敗しました。

pip3というのは、ライブラリをインストールするためのコマンドです。python3系ではpip3を使います。(python2系が入っていなければpipでも問題ありませんが。)というわけで早速インストールしましょう。

コマンドはpip、引数はinstall、そしてライブラリ名のurllibです。

pip3 install urllib

と入力したところ早速失敗したようです。あれれ?

 

そういえばライブラリのバージョンが違うのでした。urllib3に変更して入力しましょう。

pip3 install urllib3

と入力して再度挑戦します。

f:id:ca_apple:20200427224121p:plain

pip3 install urllib3 でうまくいきました。

 うまくいきましたね。

成功しているかどうかはpip listでもわかります。

f:id:ca_apple:20200427224609p:plain

現在インストールされているライブラリの一覧が見れる。

 

基本はこのとおりで大丈夫です。

今回はもうひとつインストールして終わります。

 

ライブラリrequestの導入

 requestsと呼ばれるライブラリもインストールしてみましょう。

pip install requests

 ですね。 

f:id:ca_apple:20200427230012p:plain

requestsを導入してみました。

もう大丈夫ですね。

他にも定番と呼ばれるライブラリも多数ありますが、ここではライブラリの導入の仕方までを解説いたしました。それだけでも、注意が必応なケースがあるということだけでも伝われば幸いです。それぞれのライブラリの注意書きをよく読んで進めましょう。

本当は、それだけではなく使い方も説明したいところですが、物事は一つずつ進めましょうね。

 

 

Hello world

 というわけで、初めてのpythonです。プログラミングの世界では、最初に”hello world”を表示するという伝統めいた習わしがあります。ここまでを丁寧にアドバイスし、ここから先は自分の力で調べ、勉強していくという共通のルールがあります。

僕が、この"hello world"を差し置いてライブラリの説明をしたのは、ライブラリの導入方法は最初に説明したほうが良いと思ったからです。

 

まずは、pythonをインストールしたフォルダにhelloworld.txtを作成しましょう。

print("hello world")

 これを上書き保存し、拡張子をpyに変えます。(最初から.pyのままテキストエディタで開き編集しても構いません。)

f:id:ca_apple:20200428212229p:plain

この一行だけです。

コマンドプロンプトを開き、helloworld.pyと打ち込み、Enterを押します。

f:id:ca_apple:20200428212543p:plain

welcome to the world

無事、hello worldが表示されました。

print("he ld")
print(" ll or ")
print(" o w ")

今度は、上記に直して再度実行してみましょう。

f:id:ca_apple:20200428213952p:plain

完璧!

どうでしょう?思い通りに動かすことができましたね。

ここから先は、あなたのアイデアと少しの努力でいろいろなことができるようになっていきます。

 

僕からのチュートリアルはここまでですが、折を見て続きを書いていければな、と思っています。

 

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